先日、お客様からいただいた物はコチラ。

うわ~!かわいい(((o(*゚▽゚*)o)))
彼女は中学生。折り紙が好きで、色々な物を作っているそうです。
折り紙やあや取りが苦手な私にとっては「すごい!」の一言。
思わず「ここらへんに置いていってくれると嬉しい!」とおねだり。
夫が恥ずかしそうにしていました…。

彼女の作品は、このような物もあります。
前回は聴力の弱い方への話し方についてお伝えしました。
今回は、実際に父が補聴器をつけた事についてお伝えします。
補聴器を本格的に考えるまで…
①補聴器を本格的に考えるようになるまで3・4年前かかった
…本人も気になったようで、3年くらい前に耳鼻科に相談していたようです。
その時の内容は私は知りませんが、それでも踏ん切りはつかなかった
ようです。
②補聴器を本格的に考えるきっかけは、母が困ったから
…数年前から母に「お父さんは、耳が遠い」と言われていたのですが、
二人でスーパーに買い物に行った時に「お父さん!」と大きな声で母が
呼んでも聞こえなかった事で決めたようです。母は「この人、誰にむかって
話しかけているのだろう?」と周りの人から見られて、かなり恥ずかしかった
ようです。
③かなり前から困っていたようだが、補聴器を使おうと思わない
…父は高い音の聴こえは良くないのですが、低い音はよく聴こえます。
その為、静かな所で1対1で話す分には困らなかったようです。実際には
ザワザワしている所だと聞き取れなかったりして苦労した事もあったよう
ですが…。
④補聴器に対するマイナスな情報ばかりが父の所に集まっていた
…父の周りは補聴器を考える年齢の方が多いです(当然のことですが…)。
補聴器を購入した方も多いようですが、購入したのに使っていない方も
多かったようです。その為、「補聴器を買ってもムダなのでは…?」と
思っていたようです。
実際に補聴器を体験してみて
①よく聴こえるようになった
…父の聴こえに合わせて試聴したので、普段の声よりトーンダウンしても
不自由なく聴こえました。母は喜びました…
②自分の声がうるさく感じる
…今まで聴こえていた自分の声に補聴器で拾う自分の声が合わさるので、
うるさく聴こえます。これは付け続ける事で慣れていくのですが、初めは
嫌だったようです。
③水の音や強く吹く時の風の音がうるさい
…今までうるさく聴こえなかった水道の音。補聴器を付ける事で水道の
音も大きくなります。母は普段通りに使っているのですが、耳障りなようです。
補聴器の性質上、ピューピューと風をきる音や新聞をめくる時のカシャカシャ
という音は、非常に耳障りなのだそうです。
④耳栓が入りにくい
…耳の穴は年齢を重ねる事で、細長くなる傾向があります。父の場合は、
細長くもありますが耳管(じかん…耳の穴の管の事)が斜め上に向かって
いました。その為、普通のサイズは入らない状態なのに小さくすると耳栓が
上手に入っていなくハウリング(補聴器が入っていないと鳴るピーピー音)
してしまいました。コレは丁度良いサイズに合わせ、父が補聴器を付ける
時に上に向かって入れる事で解消できました。
⑤補聴器を付けたら、なんでも聴こえると勘違いする
…かなりの方が「補聴器を付けたら聴力は万全である」と思われますが
(私もその一人でしたが)、そんな事はありません。静かな所での会話→
外出時での会話→テレビなどのデジタル音…という感じで慣れていく
物なのですが、せっかちな父は「早くテレビが聞こえるようになりたい」と
言っていました…。
実際に使い始めて…
①父がテレビを見る時に補聴器をよく使う
…もともと父は補聴器に求めていた事は「テレビの音をハッキリ聞きたい」
との事。他でも困るだろうに…と私は思うのですが、一番困っていたのは
テレビだったようです。テレビをキチンと聞きたいのに聞き取れなかった
父は、何回か同じ番組を繰り返して聞いて内容を理解していたそうです。
その為、補聴器を付けるのはムラがあります…。
②外出時には、ほとんど使わない
…初めは「自宅で慣れてから、外で使えば良い」と思っていたのですが、
(実際に少しずつ慣れていくものだそうです)父の目的はあくまでもテレビ。
母の「外出時に声をかけてもわからないで困る」という思いは、どこへやら。
③補聴器を付ける事には、早く慣れた
…もともと手先が器用なようで(娘は思っている以上に父親の事を知らない)、
普通の方より付けにくい耳の割には補聴器を付ける事に対しては苦に
ならないようです。
④自分の声には、比較的早く慣れた
…付け始めの時には「自分の声が…」と言っていたのですが、しばらくすると
「気にならない」と言っていました。しかし水の音はうるさいと言っているので、
もしかしたら静かな所で一人でテレビを見ている時に補聴器を付けている
からかもしれません…。
…父の体験記ですが、ほとんど愚痴のようなカンジになってしまいました…。
しかし、父のような方は多いと思います。特に補聴器に対しての悪いイメージが
かなり足を引っ張っていたのには、驚きました。補聴器を付けなくなる理由は
「補聴器でなく集音器で、音が大きいだけでうるさい」「年齢的に手先が不自由で
装着が難しい」「調節ができていなくて不便」「耳栓が合わない為に使わない」
など様々。ご本人の努力も必要ですが、家族のフォローも必要なようです。
想像以上に補聴器を付けない父。「せっかくあるのだから、使ってほしいなぁ…」
と思う私。夫は「お義母さんは、困っていないのかなぁ…」と。それでも、なかなか
上手に説得できないでいます…○| ̄|_身内は難しい…
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彼女は中学生。折り紙が好きで、色々な物を作っているそうです。
折り紙やあや取りが苦手な私にとっては「すごい!」の一言。
思わず「ここらへんに置いていってくれると嬉しい!」とおねだり。
夫が恥ずかしそうにしていました…。

彼女の作品は、このような物もあります。
前回は聴力の弱い方への話し方についてお伝えしました。
今回は、実際に父が補聴器をつけた事についてお伝えします。
補聴器を本格的に考えるまで…
①補聴器を本格的に考えるようになるまで3・4年前かかった
…本人も気になったようで、3年くらい前に耳鼻科に相談していたようです。
その時の内容は私は知りませんが、それでも踏ん切りはつかなかった
ようです。
②補聴器を本格的に考えるきっかけは、母が困ったから
…数年前から母に「お父さんは、耳が遠い」と言われていたのですが、
二人でスーパーに買い物に行った時に「お父さん!」と大きな声で母が
呼んでも聞こえなかった事で決めたようです。母は「この人、誰にむかって
話しかけているのだろう?」と周りの人から見られて、かなり恥ずかしかった
ようです。
③かなり前から困っていたようだが、補聴器を使おうと思わない
…父は高い音の聴こえは良くないのですが、低い音はよく聴こえます。
その為、静かな所で1対1で話す分には困らなかったようです。実際には
ザワザワしている所だと聞き取れなかったりして苦労した事もあったよう
ですが…。
④補聴器に対するマイナスな情報ばかりが父の所に集まっていた
…父の周りは補聴器を考える年齢の方が多いです(当然のことですが…)。
補聴器を購入した方も多いようですが、購入したのに使っていない方も
多かったようです。その為、「補聴器を買ってもムダなのでは…?」と
思っていたようです。
実際に補聴器を体験してみて
①よく聴こえるようになった
…父の聴こえに合わせて試聴したので、普段の声よりトーンダウンしても
不自由なく聴こえました。母は喜びました…
②自分の声がうるさく感じる
…今まで聴こえていた自分の声に補聴器で拾う自分の声が合わさるので、
うるさく聴こえます。これは付け続ける事で慣れていくのですが、初めは
嫌だったようです。
③水の音や強く吹く時の風の音がうるさい
…今までうるさく聴こえなかった水道の音。補聴器を付ける事で水道の
音も大きくなります。母は普段通りに使っているのですが、耳障りなようです。
補聴器の性質上、ピューピューと風をきる音や新聞をめくる時のカシャカシャ
という音は、非常に耳障りなのだそうです。
④耳栓が入りにくい
…耳の穴は年齢を重ねる事で、細長くなる傾向があります。父の場合は、
細長くもありますが耳管(じかん…耳の穴の管の事)が斜め上に向かって
いました。その為、普通のサイズは入らない状態なのに小さくすると耳栓が
上手に入っていなくハウリング(補聴器が入っていないと鳴るピーピー音)
してしまいました。コレは丁度良いサイズに合わせ、父が補聴器を付ける
時に上に向かって入れる事で解消できました。
⑤補聴器を付けたら、なんでも聴こえると勘違いする
…かなりの方が「補聴器を付けたら聴力は万全である」と思われますが
(私もその一人でしたが)、そんな事はありません。静かな所での会話→
外出時での会話→テレビなどのデジタル音…という感じで慣れていく
物なのですが、せっかちな父は「早くテレビが聞こえるようになりたい」と
言っていました…。
実際に使い始めて…
①父がテレビを見る時に補聴器をよく使う
…もともと父は補聴器に求めていた事は「テレビの音をハッキリ聞きたい」
との事。他でも困るだろうに…と私は思うのですが、一番困っていたのは
テレビだったようです。テレビをキチンと聞きたいのに聞き取れなかった
父は、何回か同じ番組を繰り返して聞いて内容を理解していたそうです。
その為、補聴器を付けるのはムラがあります…。
②外出時には、ほとんど使わない
…初めは「自宅で慣れてから、外で使えば良い」と思っていたのですが、
(実際に少しずつ慣れていくものだそうです)父の目的はあくまでもテレビ。
母の「外出時に声をかけてもわからないで困る」という思いは、どこへやら。
③補聴器を付ける事には、早く慣れた
…もともと手先が器用なようで(娘は思っている以上に父親の事を知らない)、
普通の方より付けにくい耳の割には補聴器を付ける事に対しては苦に
ならないようです。
④自分の声には、比較的早く慣れた
…付け始めの時には「自分の声が…」と言っていたのですが、しばらくすると
「気にならない」と言っていました。しかし水の音はうるさいと言っているので、
もしかしたら静かな所で一人でテレビを見ている時に補聴器を付けている
からかもしれません…。
…父の体験記ですが、ほとんど愚痴のようなカンジになってしまいました…。
しかし、父のような方は多いと思います。特に補聴器に対しての悪いイメージが
かなり足を引っ張っていたのには、驚きました。補聴器を付けなくなる理由は
「補聴器でなく集音器で、音が大きいだけでうるさい」「年齢的に手先が不自由で
装着が難しい」「調節ができていなくて不便」「耳栓が合わない為に使わない」
など様々。ご本人の努力も必要ですが、家族のフォローも必要なようです。
想像以上に補聴器を付けない父。「せっかくあるのだから、使ってほしいなぁ…」
と思う私。夫は「お義母さんは、困っていないのかなぁ…」と。それでも、なかなか
上手に説得できないでいます…○| ̄|_身内は難しい…
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最終更新日 : 2019-06-19
ぬくぬく先生へ * by 薬屋の嫁
折り紙って、本当に素敵ですよね。以前に比べて折り紙も色々な
種類があるようです。100均でも種類豊富で「上の子の時より
色々バリエーションがあるなぁ…」と感じています。
補聴器も免許も説得は難しいです(特に私は…)。補聴器は別として
免許に関しては「もっと自分に時間の余裕があれば、強く言えるのに…」
と高齢者の事故のニュースを見る度に思っています。
種類があるようです。100均でも種類豊富で「上の子の時より
色々バリエーションがあるなぁ…」と感じています。
補聴器も免許も説得は難しいです(特に私は…)。補聴器は別として
免許に関しては「もっと自分に時間の余裕があれば、強く言えるのに…」
と高齢者の事故のニュースを見る度に思っています。
こんにちは(*^-^*) * by pil
補聴器を着けるって、そんなに抵抗のあるものだとは思っていませんでした。
着け始めても、雑音がうるさく聞こえたり、自分の声が響いたりと、
困ることも多々あるんですね。
そういうことは全く知らなかったので、とても参考になります。
早いうちから着けたほうが、、慣れるのも早いのではと思ったりするのですが、
そう簡単にはいかないものなんですね...
着け始めても、雑音がうるさく聞こえたり、自分の声が響いたりと、
困ることも多々あるんですね。
そういうことは全く知らなかったので、とても参考になります。
早いうちから着けたほうが、、慣れるのも早いのではと思ったりするのですが、
そう簡単にはいかないものなんですね...
pilさんへ * by 薬屋の嫁
日本人は補聴器文化がヨーロッパに比べて短いのもあり、
抵抗がある方が多いです。そして補聴器に対する思いも
日本人は「聴こえがどうしようもなく悪い人が付ける物」と思い、
補聴器文化が発達している所では「聴こえをよくするための補助」
として思っているような気がします…。
補聴器に対してのデメリットは知っていたのですが、想像以上に
父にとって補聴器のハードルは高かったようです…。そして父は
補聴器を使う時間が短いので、いつまでたっても生活音に慣れないで
います…。身内を説得させるのは、非常に難しいです(><)
本当は、「最近、聴こえが悪いなぁ…」と思う頃から、じっくり
検討するのがベストなんですけどね。遅くなればなる程、脳の
機能の衰え(聴こえても、何を言っているのか理解できない)や
認知症やうつになる可能性が高くなるので…。
抵抗がある方が多いです。そして補聴器に対する思いも
日本人は「聴こえがどうしようもなく悪い人が付ける物」と思い、
補聴器文化が発達している所では「聴こえをよくするための補助」
として思っているような気がします…。
補聴器に対してのデメリットは知っていたのですが、想像以上に
父にとって補聴器のハードルは高かったようです…。そして父は
補聴器を使う時間が短いので、いつまでたっても生活音に慣れないで
います…。身内を説得させるのは、非常に難しいです(><)
本当は、「最近、聴こえが悪いなぁ…」と思う頃から、じっくり
検討するのがベストなんですけどね。遅くなればなる程、脳の
機能の衰え(聴こえても、何を言っているのか理解できない)や
認知症やうつになる可能性が高くなるので…。
普通の一枚のカラーの紙からあんなにも精緻なものが造型されること自体が奇跡といえるのかもしれないです。
お店に飾られると、お客様の心も癒されるものが
あると思います。
ご年配の方に補聴器をつけるように促し説得することは、高齢者の免許返納の説得と同様に大変なご苦労がありそうですね。
お父様との実体験話からもそうしたご苦労が感じ取れました。