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先日、次女の高校で体育祭がありました。今回が最後の体育祭なのも
あってか、お手伝いに奔走していました。初めは衣装作りで、クラス単位
での応援の衣装のサンプル作りからでした。今から3週間前に突然「お母さん、
体育祭の衣装のサンプルでガウチョパンツ作りたいんだけど…」と言って
きました。「ズボンはハードル高いから、ウエスト部分をゴムにしたスカート
の方が良いのでは…?」と反対したのですが、次女は作ると言い張り
私が作り方を教える事に。今の子の家庭科は授業数が少ないようで、
次女は初めてのズボン作り。簡単な型紙があったので、それで作りました。
予算の都合上モンペに変わったそうですが、作れる子が少ない為次女は
学校でも作り、家にも持ち帰って作っていました。テスト期間中の製作は
なかったとはいえ、色々考えさせられました。…でも次女にとっては良い
経験。その為、「お疲れ様」と思う事にしました。

次女初モンペ
当日は、ジャケットも着たそうです。


前回は、聴力が弱い方の周りの方の気持ちについてお伝えしました。
今回は聴力が弱い方への話し方について、お伝えします。

聴力が弱い方への話し方
話をする前に、相手に呼びかける
 …聴力が普通の方でも、何かに集中している時やぼんやりしている時に
  話しかけられても聞き取れない事はあります。これは自分に話しかけら
  れているというのを気が付いてないから。聴力が弱い方に対して話す
  前に呼びかけるのは、今から自分が話するから注意してもらう為です。
  これにより聞きそびれの防止に繋がります。

相手の正面に立ち、口元を見せて話す
 …マスクをされている方とお話をしている時に、聞き逃す事はありませんか?
  これは、口元を見て言葉を判断する時もあるからです。聴力が弱い方は
  聞き取りにくい分、口元を見て言葉を判断する事が多いようです。それを
  上手に利用して、相手に伝えます。

いつも以上に大きな声にしない
 …聴力が弱い方の大半は、「話をしているのは理解できているが、ハッキリ
  聞き取れない」とお悩みのようです。このような方には今より大きな声で
  話しても聞き取りにくいままなのです。大きな声にする代わりに、低い声で
  伝えた方がわかりやすいです。

ゆっくり・ハッキリ話す
 …聴力が弱い方に話を上手に伝えるのには、声を大きくしない代わりに
  聞き取りやすいようハッキリ・ゆっくり話します。多少聞き取りにくい場合
  でもハッキリ話す事で口の動きが大きくなるので、そちらの点でも理解
  しやすくなります。

「理解してないな」と思ったら、違う表現をする
 …聴力は高い音から聞き取りにくくなります。その為、「あ・い・う・え・お」の
  母音は聴きやすいのですが、「さ・し・す・せ・そ」のような子音が聞き取り
  にくいです。例えとして、「7時(しちじ)」を「1時(いちじ)」に間違えたり
  聞き取れない場合は「19時」とか「ななじ」とかに言い換えるのです。
  また「佐藤さん」と「加藤さん」も間違えやすいです。そのような時は
  フルネームで伝えたり、「○○の佐藤さん」と役職や住まれている地区
  など前後の言葉で理解しやすいように伝えると良いです。


このように、いくつかコツがあります。これで全て伝わる訳ではありませんが、
かなり伝わると思います(実際に父もそうでした)。ただ、急いでいる時や
大事な話の時には聞こえてくれていないと感情的になると思います。
…その時は感情的になるかもしれませんが、大事な話の場合は一息ついた時
に再度落ち着いて伝えた方が良いかもしれません。
一番理解していただきたいのは、「耳という器官は音を集める為の物で、
言葉を理解するのは脳である事」
です。誰でも早口でまくし立てられる
ように話されると聞き取りにくいと思います。年齢を重ねる事で、脳の働きも
緩やかになる為(個人差はもちろんありますが…)、ゆっくり・ハッキリ伝える
事で伝わりやすくなるのです。

次回は実際に父が補聴器をつけた時の感想について、お伝えしようと思います。


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2019.06.01 Sat l 聞こえと補聴器 l コメント (6) トラックバック (0) l top

コメント

すてきな応援衣裳ですね!
体育祭とはなつかしいすてきな響きですね!

お嬢様も高校生活最後の体育祭と言う事で
応援衣裳の制作に尽力され、結果的に
とてもすてきな衣装が完成されたと思います!

私の世代は家庭科は女の子だけの科目でしたけど、
こうやって男女共に時間は少ないけど、家庭科という科目があるのはいい事だと思いますし、少しは炊事洗濯が出来る男子が増えるといいと思います。

耳の聞こえが悪い方にはジェスチャーとかゆっくと話すとか別の表現を試みるというのは
大切な事といえそうですね。
2019.06.02 Sun l ぬくぬく先生. URL l 編集
ぬくぬく先生へ
いつもコメントありがとうございます。
次女はこの手のイベントの時には手伝う事が多いのですが、今回は
過去最大の忙しさだったようです。体育祭が終わっても、体育祭の
DVDのイラストの手伝いをするらしく…。「なんでも手を出し過ぎ!」
と体育祭の前は思っていましたが、今は「好きでやっているのだから」
と思うようにしました。

ゆっくり・ハッキリ伝えるのは以前から注意していたのですが、
別の表現をするのは思いもしなかったです。…しかしコレが意外と
伝わるのには驚きました。父だけでなく、電話先の方が聞き取りにくそう
な時でも効果がありました。

2019.06.03 Mon l 薬屋の嫁. URL l 編集
こんばんは
応援衣装を手作りするなんて凄いです。
でも、それも想い出になりますね。

補聴器を嫌う方に対しては仰るような手法
が有効と言われたことがあります。
あとは筆談ですね。
2019.06.03 Mon l ichan. URL l 編集
こんにちは♪
娘さん、初めてなのに上手に作られてますね。
もしかしたらこれがきっかけで、洋裁に興味を持たれるかも。
私も洋裁に興味を持ったのは、文化祭の衣装作りがきっかけでした(*^-^*)

「耳という器官は音を集める為の物で、言葉を理解するのは脳である事」
おっしゃる通りだと思います。
聞き取りにくいからか、それとも理解し辛いからか...
両親と電話で話していて、おや?っと思った時は、言葉を変えるようにしています。
そうすることで、すんなり伝わることもあると、最近感じていたところです(*^-^*)
2019.06.03 Mon l pil. URL l 編集
ichanさんへ
いつもコメントありがとうございます。
次女の学校の体育祭では、手作りの所や市販で安く売っている付け襟
を付けている所など様々なようでした。私も高校の時は応援衣装を
手作りしました。…手縫いでもできる簡単なものでしたが(^^)

筆談も正確に伝える手段ですよね。よく市役所などで「筆談での対応
します」という感じのものが貼ってあるのを、見かけます。
重度の難聴の方は、低い音も高い音もかなり聞き取れないので、多少の
大きな声では伝わらない場合は多々あると思います。そのような方でも
ザワザワしている所より、(聴こえに集中できる)静かな所でゆっくり
ハッキリ話すと伝わりやすいです。私はよく高齢の方と時間の約束をする
時には「二時に」と言いながらピースサインをして二時と分かりやすい
ようにしています。これは私も相手も勘違いせずに済むので頻繁に
使っています。
2019.06.04 Tue l 薬屋の嫁. URL l 編集
pilさんへ
モンペは前身頃と後身頃がなく右足部分と左足部分の2パーツなので、
教えるのが比較的ラクでした。裁断も適当で「これで良いのか?」と
思っていたのですが、なんとかしたようです…。
今回は20着くらいのモンペを約一週間で3人ほどで作ったらしく、
次女は夜なべをしていました。覚えて自信がついて良かったのですが、
燃え尽きちゃったかも…!?

聴こえがよくない原因が耳なのか脳なのか…という判断は、難しいです。
実際に父の聴こえは微妙だな…と思う節もあります。80才という年齢と
身内という点から「理解する能力は年齢相応に下がっていて、聴力も
低下している」と甘い採点をしています。
pilさんの場合はご両親と離れているので、心配される事も多いのでは…
と思っています。言葉を変える事で理解してくれるのであれば、様子を
見られても良いと思います。色々と話をしていて「話の内容を理解できて
いないな」と思う事がある時は、年相応なのか考え時かもしれません。
補聴器のスタッフさんに相談するのもアリです。聴こえの問題か否かが
わかる質問形式のものがあるそうですから…。(ちなみに父はコレは
やっていません)
2019.06.04 Tue l 薬屋の嫁. URL l 編集

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